パピコってアイスなのか。
「アイス食べる?」
「いらない!」
一回断ったけど、結局もらった。
受け取りながら、これってアイスなのか、と思う。
アイスって食べ物だと思ってたけど、
パピコにはそこに留まらない魅力がある。
なんといっても半分こできる。
ひとつのパッケージの中に2つ入ってて、アイスを食べる喜びを分けることができる。
これってなんかいい。
独り占めしてもいいけど、分けられるっていうのはなんかいい。
この個人主義の時代に、隣の人と分け合う喜びを提供できることって、ものすごい価値だ。
だって、分けたいと思わなきゃ分けられない。
分けたいって思うきっかけをくれる。
個人が如何に所有するかが豊かさの基準となっている今の時代に、見失ってしまいそうなことをおもいださせてくれた、パピコ。
あー、夏だな。
やっぱりアイスとしても魅力的。