わたしのつぶやき宇宙のいぶき

境界線のない心で本当のワタシを楽しむ!

鏡開き

こんばんは!

関東では本日1/11が鏡開きのようです。
神様にお供えした鏡もちを割り、無病息災を願いながら食べる年中行事。

「切る」や「割る」だと縁起が悪いため、「開く」という表現を使っているそう。

言葉ひとつで、良いも悪いもイメージが変わるんですね。

また、「切る」という言葉ひとつとっても、何との関係を連想させるかでイメージは変わってきます。
「野菜を切る」
「指を切る」
前者は日常のイメージですが、後者は痛いイメージがきますね。

これを読む皆さんも、それぞれ過去の経験や知識などから様々なイメージをもたれると思います。

私たちはつい、自分のイメージで相手の発する単語、言葉、表現を受け取ってしまいがちです。
結果、相手の伝えたいことと自分が受け取ったことが全然違った、ということもよく起こります。
単語ひとつ、その背景には宇宙と呼べるくらいの膨大な海が広がっています。
その単語ひとつを生み出す海。
私たちは、それを感じることなく日常を過ごしていていると思うと、なんて勿体ないのでしょうか。


鏡開きの「開く」に込められた、先人たちの思い、「末広がり」。
自分たちの幸せというよりも、この国の発展・繁栄、未来に生きる子孫たちがより幸福であるように、そんな願いが込められているように感じてなりません。

未来を開くことができるのは、今を生きる私たちだけです。

その意味を噛みしめながら、鏡もちを食べてみようと思いたち、たった今おもちを焼いています!

いただきます(●^o^●)