コミュニケーションを深める
先日とあるゲーム会に参加しました。
ゲームを通してコミュニケーションを深めることができると、密かにブームになりつつあります。
そのゲームを楽しみながら、たった数時間で参加者みんなのコミュニケーションが深まっているのが明らかにわかりました。
私たちが普段いかに自分勝手に、相手の言葉・行動・表情といった「目に見える」表面的なものだけをとって判断しているか、ということを痛感しました。
面白かったのは否定に対するとらえ方が変わったことです。
否定されるということは自分の存在自体を否定されていると感じていました。
それが、言葉の表面だけをとって自分が本当に伝えたいことが伝わらなかったまま、相手の言葉だけをとっていたからだということがわかったのです。
お互いがその言葉の背景にある、考え、感情、イメージ、エネルギー、アイデンティティまで受け取る器があったなら、自分が本当に伝えたいことをもっと繊細に表現することができるはずだし、相手の言いたいことを言葉だけで判断しないはずです。
そして否定が部分的なものであることも理解できるのです。
むしろ自分の中にはなかったものを補ってくれる「愛」ですら感じることができます。
余談ですが、関西では否定的なコミュニケーションが普通らしいです。
仲良くなりたいから突っ込む。
興味がなければそもそも積極的には話しかけないらしいです。
「愛の反対は無関心」という言葉もあるように、否定されても、けなされても、リアクションをくれるということは、そこに愛があるということなのです。
実際に自分が足りなかったことを気づかせてくれた人や事は印象にのこりますよね。
私自身、相手の顔色をうかがうコミュニケーションの癖があり、否定的なことを言うのは本当に苦手です。
しかし、コミュニケーションの本質は自分の外と出会っていくこと。
その意味では否定的なことも、コミュニケーションを深める道具になります。
楽しみながらコミュニケーションが深まり、心もぽかぽかになる。
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