パートナーシップ 前編
今回は、パートナーシップという視点から人生を振り返ってみようと思います。
なぜパートナーシップかというと、人と人との関係性の基本でもあり、27歳にもな
と考えざるを得ないテーマでもあるからです。周りからのプレッシャーもあり。。笑
先日、大学時代の友人と数年ぶりに会いました。
結婚して関係性は安定しているが、刺激がないという話を淡々としてくれました。
一般的に「家事を一緒にやってくれる、定期的なプレゼントをする、パートナーの話をよく聞いてくれる」人が離婚する、という話も聞いたことがあります。要するに、つまらないんですね。
好きで付き合ったり、この人とならと思って結婚したりするのに、なぜだんだんつまらなくなってしまうのでしょう。
私自身もパートナーシップについては悩みが尽きませんでした。
どんなことかというと、毎回同じパターンに陥るのです。
最初はお互いに気遣いあったりするのですが、だんだんと相手の甘え方がエスカレートしていくのです。
「嫌だ」ということができない私は、それをため込みすぎてある日爆発し、「人としてどうなの!?」くらいのをことを言い放ちます。
相手の謝罪さえも鬱陶しく感じ、そのまま連絡無視して別れることを繰り返していました。
これ、逆に私が人としてどうなの?ってやつですよね。
一回爆発したら、相手と対話することさえあきらめてしまう。
そんな自分勝手なことばかり繰り返していた時に、ある日逆に言われたのです。
「こっちの気持ちも考えろ」と。
パートナーには特に、自分のことを分かってほしいですよね。
だから自分が傷つくことばかりに敏感になって、相手を見ることが全然できていなかったのだと、このとき私は気づきました。
パートナーシップが成立するためには、当然のことながら相手が必要です。お互いの歩みよりが必要です。歩み寄るためにはしっかり相手のことを観る必要があります。
当然のことと思うかもしれませんが、なかなかできないものです。
「この人は私を分かってくれる人だ」という前提から出発する限り本当の相手と出会うことができません。
そして、それこそが私がパートナーとの関係性をうまく築けなかった原因であり、愛し合うはずのパートナーとの関係性がつまらなくなっていく原因でもあるのです。