パートナーシップ 中編
人間誰しも無意識で繰り返すパターンがあります。
そのパターンは自分のアイデンティティから生まれます。
自分自身をどう思うのか。
この体が自分だと思うということは、自分と相手を分けているということです。
別々のところで生まれ、別々の経験をし、それぞれの考えや感情を持っている。
この「違い」から出発している時点で、人間は分かり合うことができません。
「違い」が生まれる前の共通を知ること。
「共通」から「違い」が生まれる仕組みを理解すること。
私は、それを可能にする技術に出会うことができました。
それが認識技術(Ntech)です。
この現実がどのように生まれるのか、
なぜ人間は生きるのか、
どうして人と人とは分かり合うことができないのか。
そんな疑問がスルスルとほどけていきます。
「違い」から始まる関係性は争いしか生みません。
私は今まで、お互いを無意識に傷つけてあきらめを蓄積する関係性しか築けませんでした。
しかし、それは私だけの問題ではありませんでした。
人間誰しもこの体を自分だと思い込み、違いから出発して、相手を無意識に判断し、否定し、攻撃してしまう種を持っているのです。
認識技術を使って、私は関係性の問題を解決することができるようになりました。
自分勝手に相手を傷つけることしかできなかった私が、相手の立場を理解しお互いがすっきりする関係性を作れるようになりました。
続く