頼む方も勇気がいる
こんばんは。
今日一番の気づきは、とある人が言っていた、「頼む方も勇気がいるんだよね」という言葉です。
自分が「こうしたい」と思っていることを実現するには、その想いもプロセスも一番よくわかっているのは自分自身です。
だから、「こうしたい」を具現化するためには、自分がすべてやってしまうことが、早いし理想的なように思います。
想いやプロセスを表現して相手に協力を求めるのは、時間もエネルギーも必要だからです。そして、自分の中の100パーセントを伝えることが限りなく不可能に近いことは、想像に難くないと思います。
では、不完全をわかって勇気をだしてまで、何故「頼む」のでしょう?
それは、人が自分自身の不完全性に気づいているからではないでしょうか。
この身体が自分だと思ったら、時間も財産も知識も技術も交友関係も、限られた人生の中の限りあるものです。すべてを把握し、すべてを手に入れることはできません。
できないことも足りないこともかんがえれば切りがありません。
だからこそ、それを補い合うことができれば、それは大きな力になります。
「頼む」ことは、相手を自分のように信頼することです。
不完全だとわかりながら、それでも大きな理想を実現したいのが人間というもの。
頼まれることは嬉しいです。
頼られたいとも思います。
そんなときに、プラス相手の勇気も感じることができたなら、もっと深い関係性が築けるのではないでしょうか。