変わんないよ

久しぶりに会った友人に、私がよく使うフレーズ、
「そんな変わんないよ」。

職場が変わったりとか、結婚したりとか、子供ができたりとか、私と同じくらいの年齢って大きな変化がたくさんある時期。
それと比べたら、「変わんないよ」って言いたくなるみたい。

本当は些細な変化、たくさんある。
日々の何気ないことで感動したりする。

今日は風が気持ちいいな。
ちょっとずつ本音を話すチャレンジをしてるんだ。
前より身だしなみに気を使うようになったよ。
通りがかりの、名前はわかんないけど、紫の花に癒された。
気になる人と話す勇気のない自分に落ち込んだ。

そんなこと。
日常の小さな、でも私にとっては大きな感動を、本当は話したいのに。

勝手に相対比較して、
自分なんてって思って、
ほらまた、「変わんないよ」って言うんだ。

私が私を小さくみてる。
それを勝手に相手のせいにして。
今日もまた、あの人と分かり合えなかった、と思う。

私は、私の言葉の影響力をもっと自覚するべき。
責任をもつべき。

私が創っているんだよ。
全部、ぜーんぶ、この現実は。

変わんないよって言ってしまったら、つまらないじゃない。
つまらなくしてるのは私自身じゃない？